Excel・Google Sheets・テキストからQuizletにフラッシュカードをインポートする方法
「red, green, blue」は、フラッシュカードの答えによくありそうな表現です。ただし、用語と定義の区切りにカンマを使うと、答えに含まれるカンマと区別がつかなくなります。記号がいくつかあるだけで、せっかく用意した単語リストを手直しすることになります。
Excel、Google Sheets、テキストからQuizletにフラッシュカードをインポートするには、まず用語と定義をそれぞれ1列ずつ、計2列に並べます。データをコピーしてウェブサイトのインポートフォームに貼り付け、用語と定義の区切りにタブ、カード間の区切りに改行を選びます。まずは4行だけで試せば、リスト全体を移す前にすべての組み合わせを確認できます。

Quizletのインポートフォームを開く
Quizletは、ウェブサイトでのインポート方法を案内しています。用語と定義はカンマ、タブ、ダッシュのいずれかで、カード同士はセミコロンか改行で区切れます。公式のインポート手順は次のとおりです。
- ログインし、Create → Flashcard setを選びます。
- タイトルを入力し、Importを選んでテキストを貼り付けます。
- 入力内容に合わせて区切り文字を設定します。この記事の例では、TabとNew lineを使います。
- Importを選び、用語と定義の言語を指定します。
- カードを確認してから、Createを選んでセットを保存・公開します。
公式の手順は2026年9月15日に確認しました。以下の例では、インポート用テキストの整え方と確認方法を説明しています。ログインして操作を検証した記録ではありません。
まずはシートの4行だけで試す
ExcelやGoogle Sheetsでは、用語と定義を1行に1組ずつ入力します。まずは次の4枚でインポートを試してみましょう。
| 用語 | 定義 |
|---|---|
| rojo | red |
| azul | blue |
| verde | green |
| colores primarios de la luz | red, green, blue |
2列にある4行分のデータだけをコピーします。見出しが1行目にあるなら、選択範囲はA2:B5です。見出しはコピーする範囲に含めません。
正しく取り込めれば、スペイン語の用語と英語の定義からなる4枚のカードができます。最後のカードでは、片面に「colores primarios de la luz」、もう片面に「red, green, blue」が、それぞれ分割されずに入っていることを確認してください。カンマは答えの一部です。
この例で形式をつかんだら、自分のシートを整えます。元のデータと比較できるよう、シートを複製してから作業してください。空白行を削除し、メモや余分な列を選択範囲から外します。用語や定義が空欄の行は、コピーする前に埋めておきます。
並べ替えるときは、必ず2列を一緒に扱います。用語の列だけを並べ替えると、答えとの対応が崩れます。そのままインポートすると、カード枚数が合っていても、間違った組み合わせが含まれてしまいます。
プレーンテキストでは実際のタブ文字を使う
同じ4行をタブ区切りのテキストにすると、次のようになります。用語と定義の間には、それぞれ実際のタブ文字が1つ入っています。
rojo red
azul blue
verde green
colores primarios de la luz red, green, blue
タブとスペースは別の文字です。スペースをいくつか並べると見た目は似ていますが、タブ区切りとしては扱われません。\tという2文字を入力しても、タブ文字にはなりません。テキストエディタで入力しにくい場合は、表計算シートの2列に用語と定義を入れ、そのセルをコピーしてください。
1枚のカードは、途中に改行を入れず1行に収めます。ウィンドウの幅が狭いと、長い定義が画面上で2行に折り返されることがありますが、それだけでは内容に改行は入りません。一方、表計算シートのセル内で改行を挿入すると、内容にも改行が入ります。カードの区切りに改行を使う前に、セル内の改行を削除してください。
用語や定義の中にタブが含まれている場合も削除します。この形式では、タブは用語と定義の間だけに使います。
リストがCSVファイルの場合
インポートの準備をする前に、CSVを表計算ソフトで開きます。次のCSVの1行は、引用符のルールに従って読み取ると2つの項目になります。
"colores primarios de la luz","red, green, blue"
引用符で囲んだ答えの中に、カンマが含まれています。カンマで入力を区切るフォームが、CSVのルールにも対応しているとは限りません。そのため、引用符で囲むだけでは、答えの分割を防げるとは限りません。
ExcelやGoogle Sheetsで、その1行がちょうど2つのセルに収まっていることを確認します。そのうえでセルをコピーし、タブ区切りのテキストとして貼り付けます。答えが余分な列に分かれている場合は、先に表計算ソフトのCSV読み込み設定を直してください。分割されたままの行をコピーすると、その状態が引き継がれてしまいます。
表計算ソフトが別の値に変換してしまいそうなデータも確認します。覚えたいコードが0012なら、12に変わるとカードの内容も変わります。範囲をコピーする前に、識別子、日付、引用符、アクセント記号を含む単語を元のファイルと見比べてください。
カードが元の行と合わないとき
試しに取り込んだ4行を使い、最初に食い違う箇所を探します。一度に変更するのは1点だけにし、同じ4行の元データと結果を比べてください。
| 症状 | 考えられる区切りの問題 | 直し方 |
|---|---|---|
| 答えがカンマの位置で分かれる | 用語と定義の区切りにカンマが選ばれている | 2列に整理し、Tabを選ぶ |
| 「well-being」が単語の途中で分かれる | 用語と定義の区切りにダッシュが選ばれている | ハイフンを残し、タブで用語と定義を区切る |
| 1つの答えが複数のカードになる | 元データの中に改行が含まれている | 答えを改行なしの1行にする |
| 見出しの「用語」と「定義」がカードになる | 見出し行もコピーしている | データ行だけを選ぶ |
| 用語と定義が同じ面に入る | タブではなくスペースを使っている | 表計算シートの2列の範囲をコピーする |
たとえば、「first stage」と「second stage」が別々の行に書かれた答えなら、first stage; second stageと書き換えると、両方を1行に収められます。答えの中にセミコロンを使う場合も、カード間の区切りはNew lineのままにしてください。
2つの段階をそれぞれ別の質問にしたほうがよければ、用語と定義がそろった2組のカードに分けます。判断に迷ったら、より良いフラッシュカードの作り方が参考になります。
公開前に結果を確認する
試しに取り込んだ4枚は、すべて確認します。リスト全体をインポートしたら、整理済みの元データとカードを見比べてください。
- カードの総数は、用語と定義がそろったデータ行の数と一致しているか。
- 最初と最後の組み合わせは、答えの全文も含めて一致しているか。
- 記号、アクセント記号、コードが変わらず残っているか。
- 片面が空欄のカード、見出しだけのカード、重複、用語と答えの取り違えがないか。
- 改行を編集した答えは、どれも意味が通る状態か。
気になる箇所だけでなく、問題がなさそうな組もいくつか読んでみます。枚数だけを確認しても、用語と答えの取り違えは見つけられません。問題があれば、元データを直してから再度インポートします。整理したファイルは、後で修正できるよう残しておきましょう。
作成済みのカードを取り込むか、AIで作るか
Quizletは、入力した資料からAIでカードを作る方法もAIによるカード作成の案内で説明しています。生成された文章は、内容そのものを別途確認する必要があります。用語と定義のリストがすでに完成しているなら、区切りを指定してインポートすると、自分で書いた組み合わせと照合して、正しく取り込まれたかを確認できます。
元の資料がまとまった文章なら、インポート用テキストを準備する前にノートをフラッシュカードに変換しましょう。Quizletから外へセットを移したい場合は、Quizletのエクスポートガイドを参照してください。