CCSP 2026 試験対策フラッシュカード:6ドメイン総復習
2026年8月改訂のCCSP試験概要を、日本語の要点説明と英語の重要用語で復習できる、インストールして使える学習カードです。
About this deck
2026年8月改訂のCCSP試験概要を、日本語の要点説明と英語の重要用語で復習できる、インストールして使える学習カードです。
クラウドの概念・設計、データセキュリティ、プラットフォーム/インフラ、アプリケーション、運用、法務・リスク・コンプライアンスの6ドメインを、短い直接想起、用語の識別、比較、実務判断で学びます。カードは前提から応用へドメイン順に進み、同じ概念の近似問題は離してあります。英語用語だけを答える機械的な逆方向、模擬試験、製品固有の操作は含みません。
2026年8月1日施行の公式CCSP Exam OutlineとISC2 Japanの試験案内を範囲確認に使用しました。すべて独自に作成した非公式教材で、ISC2の承認、提携、後援を受けていません。実際の試験問題、公式要綱の文面、市販ガイドの文面は転載していません。CCSP®はISC2, Inc.の登録商標です。
Cards in this deck
Card 1
Question
クラウドコンピューティングを従来型ホスティングから区別する要点は?
Answer
オンデマンドで共有された構成可能な資源を利用し、必要に応じて迅速に確保・解放できること。管理作業やプロバイダーとの個別調整を最小化する。
Card 2
Question
利用者が担当者を介さず、必要な計算資源を自動で確保できる特性は?
Answer
オンデマンド・セルフサービス。利用者自身が必要な時点で資源をプロビジョニングできる。
Card 3
Question
標準的な仕組みで、PCやスマートフォンなど異なる端末からクラウドを利用できる特性は?
Answer
広範なネットワークアクセス。多様なクライアントからネットワーク経由で利用できる。
Card 4
Question
複数テナント向けに物理・仮想資源を動的に割り当てる特性は?
Answer
リソースプーリング。共有プールから需要に応じて資源を割り当てるため、テナント分離が重要になる。
Card 5
Question
需要の急増時に資源を素早く増やし、低下時に戻す特性は?
Answer
迅速な弾力性(rapid elasticity)。需要に合わせて拡大と縮小を行う性質を指す。
Card 6
Question
クラウド利用量を自動計測し、課金や容量管理に使う特性は?
Answer
測定サービス(measured service)。CPU、ストレージ、通信量などの利用を計測して可視化する。
Card 7
Question
IaaS上のIAM誤設定による事故で、利用者は「基盤はCSP管理」と責任を免れられる?
Answer
免れない。共有責任モデルでは管理作業を分担しても、利用者側の設定とデータに対する説明責任は残る。
Card 8
Question
複数のクラウドサービスを選定・仲介・統合して利用者に提供する役割は?
Answer
クラウドサービスブローカー。サービスの仲介、集約、選択支援などを担う。
Card 9
Question
クラウドサービスのセキュリティやプライバシー、性能を独立評価する役割は?
Answer
クラウド監査人。利用者やプロバイダーから独立した立場で証拠と統制を評価する。
Card 10
Question
利用者とCSPの間のネットワーク接続を提供し、サービスを届ける役割は?
Answer
クラウドキャリア。通信経路を提供し、クラウドサービスを利用者まで届ける。
Card 11
Question
法令や業界要件を定め、クラウド利用への適用を監督する役割は?
Answer
規制当局。適用要件の解釈、監督、必要に応じた執行を担う。
Card 12
Question
予測される長期的な成長に合わせて処理能力を増やす性質は、弾力性とスケーラビリティのどちら?
Answer
スケーラビリティ。継続的な負荷増加へ能力を拡張する性質で、短期需要に応じた増減を重視する弾力性とは焦点が違う。
Card 13
Question
仮想化とオーケストレーションの役割の違いは?
Answer
仮想化は物理資源を論理資源として抽象化し、オーケストレーションは複数の資源や処理の配置・連携・運用を自動化する。
Card 14
Question
SaaSで利用者が主に管理するセキュリティ範囲は?
Answer
データ、ID、アクセス権、利用可能な設定。アプリケーション本体、ランタイム、OS、基盤は主にCSPが管理する。
Card 15
Question
不特定多数の利用者へ共有基盤から提供される展開モデルは?
Answer
パブリッククラウド。基盤はプロバイダーが運用し、複数の顧客が論理的に分離されて利用する。
Card 16
Question
異なるクラウドやシステムがデータを交換し、協調して動く能力は?
Answer
相互運用性(interoperability)。移動のしやすさを指すポータビリティとは区別する。
Card 17
Question
仮想マシンとコンテナの主な分離境界の違いは?
Answer
仮想マシンはそれぞれゲストOSを持ち、コンテナはホスト側のカーネルを共有する。コンテナでは共有カーネルの保護が特に重要になる。
Card 18
Question
PaaSで利用者が主に管理するものは?
Answer
デプロイするアプリケーション、コード、データ、アプリ設定。ランタイム、ミドルウェア、OS、基盤は主にCSPが管理する。
Card 19
Question
単一組織専用として運用される展開モデルは?
Answer
プライベートクラウド。組織内または外部事業者が運用しても、利用範囲はその組織に限定される。
Card 20
Question
アプリケーションやデータを別の環境へ移しやすい能力は?
Answer
ポータビリティ(portability)。標準形式、移行手順、依存関係の把握が実現性を左右する。
Card 21
Question
SLAで最低限、測定方法まで明確にすべき項目は?
Answer
サービスレベルの指標、目標値、測定範囲、報告方法、違反時の対応。曖昧な「高可用性」だけでは検証できない。
Card 22
Question
IaaSで利用者が主に管理するものは?
Answer
ゲストOS、パッチ、アプリケーション、データ、ID、仮想ネットワーク設定。CSPは物理基盤と通常は仮想化層を管理する。
Card 23
Question
プライベートクラウドとパブリッククラウドを連携させる展開モデルは?
Answer
ハイブリッドクラウド。異なる展開モデル間でデータやアプリケーションの移動・連携を設計する。
Card 24
Question
契約終了時にデータと処理を移し、依存を解消してサービスから退出できる能力は?
Answer
可逆性(reversibility)。返却形式、削除、鍵、ログ、移行支援を退出計画で確認する。
Card 25
Question
機密コンピューティング(confidential computing)がクラウドで主に保護するデータ状態は?
Answer
使用中のデータ(data in use)。TEEで処理中のメモリを隔離・保護し、リモートアテステーションで期待したコードと実行環境を確認してから秘密情報や鍵を渡す。保存中・転送中の保護は別途必要になる。
Card 26
Question
必要なときにサービスへアクセスできる性質は?
Answer
可用性(availability)。稼働率だけでなく、依存サービスや接続を含めて必要時に利用できるかを扱う。
Card 27
Question
共通の使命や規制要件を持つ複数組織が共有する展開モデルは?
Answer
コミュニティクラウド。参加組織に共通するセキュリティ、ポリシー、コンプライアンス要件を前提にする。
Card 28
Question
エッジやIoTをクラウドへ接続するとき、最初に見直す設計境界は?
Answer
信頼境界。端末の物理保護、通信、認証、更新、データの所在まで攻撃面がクラウド外へ広がる。
Card 29
Question
ブロックチェーンの改ざん耐性が、自動では保護しないものは?
Answer
秘密鍵、外部入力、台帳データの機密性。改ざん耐性があっても、盗まれた鍵による正規署名や誤った入力を検出・訂正せず、参加者に何を見せるかも別に設計する。
Card 30
Question
IaaS、PaaS、SaaSで共有責任の境界はどう変わる?
Answer
利用者が管理する技術層はIaaSで広く、PaaS、SaaSの順に狭くなる。ただしデータ、ID、利用判断への利用者の責任は残る。
Card 31
Question
障害が起きても重要な機能を維持し、回復できる性質は?
Answer
回復力(resilience)。単に停止しない可用性より、劣化運転、復旧、適応まで含む。
Card 32
Question
マルチクラウドとハイブリッドクラウドの違いは?
Answer
マルチクラウドは複数のクラウドサービスを使う構成。ハイブリッドクラウドは異なる展開モデルを連携させ、一体として運用する構成。
Card 33
Question
量子技術が現在のクラウド暗号へ与える主要なリスクは?
Answer
広く使われる公開鍵暗号(public-key cryptography)が将来破られるリスク。量子脆弱な鍵確立と署名を棚卸しし、NIST標準の耐量子計算機暗号(post-quantum cryptography: PQC)へ移行する計画を準備する。
Card 34
Question
クラウドIAMで最小権限を適用する対象は人だけ?
Answer
人だけではない。ユーザー、管理者、サービスアカウント、ワークロードIDのすべてに必要最小限の権限と期間を設定する。
Card 35
Question
ワークロード単位で許可する通信元・宛先・ポートを制限する代表的なクラウド制御は?
Answer
ネットワークセキュリティグループ。必要な通信だけを明示的に許可し、管理プレーンの変更も監査する。
Card 36
Question
接続元の地理条件でアクセスを許可・拒否する制御は?
Answer
ジオフェンシング。位置情報だけに依存せず、ID、端末状態、通信検査などと組み合わせる。
Card 37
Question
クラウド暗号化で、鍵を暗号文と同じ管理境界に置く主な危険は?
Answer
単一の侵害で暗号文と鍵の両方を奪われる危険。鍵の保管、利用権限、監査をデータから分離する。
Card 38
Question
クラウド上の媒体を再利用・廃棄するときのサニタイゼーション目標は?
Answer
想定する労力では対象データへアクセスできない状態にすること。媒体、データ感度、残存コピーに合う方式と証拠を選ぶ。
Card 39
Question
ハイパーバイザー侵害が重大な理由は?
Answer
複数の仮想マシンを隔離する境界だから。侵害されるとホスト上の複数テナントや管理機能へ影響が広がり得る。
Card 40
Question
エフェメラルまたはサーバーレス環境で「短命だから安全」と言えない理由は?
Answer
設定、イメージ、権限、秘密情報、ログは実行時間を超えて影響を残すから。短命な資源にも安全な既定値と追跡性が必要になる。
Card 41
Question
公開ストレージを発見したときの最初の対応は?
Answer
まず公開範囲を閉じる。その後、露出したデータ、アクセス履歴、認証情報、複製先を確認し、必要な通知と再発防止へ進む。
Card 42
Question
不変アーキテクチャがセキュリティハイジーンに役立つ理由は?
Answer
稼働中の個別修正ではなく、検証済みイメージへ置き換えるため。構成ドリフトを減らし、パッチとベースラインを再現しやすい。
Card 43
Question
安全なクラウドデータライフサイクル設計で最初に決めるものは?
Answer
データの種類、所有者、所在、処理目的、各段階の保護要件。作成から廃棄まで同じ分類を追跡できるようにする。
Card 44
Question
事業継続性(BC)と災害復旧(DR)の違いは?
Answer
BCは中断中も重要業務を続ける全体計画。DRは停止したITサービスやデータを復旧するための計画。
Card 45
Question
BIAが復旧設計へ与える入力は?
Answer
重要業務、中断の影響、復旧優先度、許容停止時間、データ損失許容度。技術構成より先に事業上の必要性を明らかにする。
Card 46
Question
高価な冗長構成を採用するか判断するとき、BIAと費用対効果分析をどう使う?
Answer
BIAで中断損失と復旧要件を定め、そのリスク低減額と構成の総費用を比較する。ROIだけで法令や安全要件を無視しない。
Card 47
Question
ベンダーロックインを抑える機能要件の例は?
Answer
標準形式でのデータ出力、API互換性、構成の移植性、鍵とログの返却、期限付きの移行支援、確認可能な削除。
Card 48
Question
クラウド設計で責任分担表を作る目的は?
Answer
各制御の実施者、確認者、証拠、例外対応をサービスモデルごとに明確にすること。「CSPが対応」の思い込みによる空白を防ぐ。
Card 49
Question
セキュア・バイ・デザインの中心原則は?
Answer
要件と設計の段階から安全性を組み込むこと。安全な既定値、最小権限、分離、失敗時の安全側動作を後付けにしない。
Card 50
Question
Well-Architectedなどの設計フレームワークを、そのまま認証証拠にできない理由は?
Answer
設計判断を整理する枠組みであり、実装済み統制の独立保証ではないから。要件に合わせて適用し、構成・テスト・監査の証拠で確認する。
Card 51
Question
DevSecOpsでセキュリティを組み込む最も実務的な方法は?
Answer
コード、IaC、依存関係、秘密情報、デプロイをCI/CD内で継続検査し、重大な違反を自動で止める。例外には所有者と期限を付ける。
Card 52
Question
CSPが「標準準拠」と説明したとき、評価で次に確認するものは?
Answer
対象範囲、評価主体、有効期間、除外事項、顧客側の補完統制、最新の監査・認証証拠。ロゴや自己宣言だけでは足りない。
Card 53
Question
Common Criteria(CC)が主に評価するものは?
Answer
IT製品やシステムの定義済みセキュリティ機能と、その評価保証。組織全体の運用が常に安全だと保証するものではない。
Card 54
Question
FIPS 140-2とFIPS 140-3の検証対象は?
Answer
暗号モジュール。公式アウトラインはFIPS 140-2を挙げるが、CMVPはFIPS 140-3へ移行中で、FIPS 140-2検証モジュールは2026年9月21日まで新規システムに利用できる。調達時は証明書、版、状態、運用条件を確認する。
Card 55
Question
AIをクラウド脅威検出に使うとき、モデルの出力だけで自動遮断してよい?
Answer
原則として影響に応じた検証が必要。検出精度、誤検知、見逃し、入力ドリフトを測り、高影響の判断には人の承認や安全な制限を置く。
Card 56
Question
AI/MLのデータソースで、妥当性確認(validation)と検証(verification)は何を分けて見る?
Answer
妥当性確認では対象用途や母集団に適するかを見て、検証では出所、形式、完全性などが事前の要件を満たすかを見る。用途と要件を先に文書化する。
Card 57
Question
SOARがセキュリティ運用で担うものは?
Answer
Security Orchestration, Automation and Response。複数ツールを連携し、定型的な調査・封じ込め手順を承認条件付きで自動化する。
Card 58
Question
AIをセキュリティ判断へ使う際の代表的な倫理上の確認事項は?
Answer
不当な偏り、説明可能性、透明性、プライバシー、人への影響、異議申立て、最終責任。精度だけで採否を決めない。
Card 59
Question
AI/MLの規制要件をクラウド設計へ落とす最初の作業は?
Answer
適用法域、用途、影響を受ける人、データ種類、提供者と利用者の役割を特定する。その上で記録、監督、評価、通知などの要件を統制へ割り当てる。
Card 60
Question
導入時に合格したAI脅威検出モデルを継続監視する理由は?
Answer
データや攻撃手法の変化で性能とリスクが変わるから。ドリフト、誤検知、見逃し、偏りを測り、再評価とロールバック条件を保つ。
Card 61
Question
クラウドデータの作成段階で最初に付けるべき情報は?
Answer
所有者、分類、処理目的、保持条件などのメタデータ。作成時に付けると、後続のアクセス制御やDLPへ引き継げる。
Card 62
Question
表形式の行・列や定義済みスキーマで管理されるデータは?
Answer
構造化データ。データベースの列や型が明確で、規則的な検索や分類をしやすい。
Card 63
Question
長期保存ストレージで可用性以外に重視するものは?
Answer
耐久性、保持期間、暗号鍵の寿命、形式の将来互換性、復元テスト、削除可能性。長く残るほど要件変更も考慮する。
Card 64
Question
実用的なデータ分類ポリシーに必要な要素は?
Answer
分類レベル、判定基準、所有者、取り扱い規則、例外、再評価周期。ラベル名だけで終わらせず統制へ結び付ける。
Card 65
Question
クラウドデータの保存段階で中心となる統制は?
Answer
保存先のアクセス制御、暗号化、鍵分離、冗長性、完全性確認、バックアップ。分類に応じて強度と保管場所を選ぶ。
Card 66
Question
文書、画像、音声のように固定スキーマを持たないデータは?
Answer
非構造化データ。内容解析やメタデータを使わないと、機密情報の発見と分類が難しい。
Card 67
Question
オブジェクトストレージが向くデータと主な管理単位は?
Answer
画像、バックアップ、ログなどの非構造化データに向き、オブジェクト、メタデータ、バケットポリシーを単位に管理する。
Card 68
Question
データマッピングで明らかにするものは?
Answer
データ項目、分類、所有者、取得元、処理、保存先、共有先、法域、保持期間の対応関係。データフローと統制の空白を見つける。
Card 69
Question
クラウドデータの利用段階で特に必要な保護は?
Answer
処理権限の最小化、使用中データの保護、操作ログ、目的外利用の防止。正当な閲覧権限がある利用者にも用途制限を適用する。
Card 70
Question
JSONやXMLのように自己記述的な構造を持つデータは?
Answer
半構造化データ。固定表ではないが、キーやタグが構造と意味を示す。
Card 71
Question
一時ストレージへ重要データを置く際の最大の注意点は?
Answer
インスタンス停止や再作成で失われ得ること。永続化が必要なデータは別の耐久ストレージへ移し、秘密情報や残存データも管理する。
Card 72
Question
分類ラベルとタグの役割は?
Answer
データの分類結果を機械と人が扱える形で示し、アクセス制御、暗号化、DLP、保持、監視のポリシー適用に使う。
Card 73
Question
クラウドデータの共有段階で確認するものは?
Answer
受信者、目的、最小範囲、転送保護、再共有条件、有効期限、契約と法域。共有後も追跡と失効が可能かを確認する。
Card 74
Question
データディスカバリーで物理・論理的な所在を確認する理由は?
Answer
法域、アクセス経路、複製、暗号鍵、削除責任が所在によって変わるから。リージョン名だけで全コピーの場所を決めつけない。
Card 75
Question
仮想マシンへ永続的なブロックデバイスとして接続するストレージは?
Answer
ボリュームストレージ。ファイルシステムやデータベース向けだが、スナップショット、暗号化、アタッチ権限も管理する。
Card 76
Question
IRMの目的は?
Answer
情報に対する利用権を継続的に制御すること。閲覧、編集、印刷、転送、期限などをデータと結び付ける。
Card 77
Question
クラウドデータのアーカイブ段階で確認するものは?
Answer
保持根拠、検索性、完全性、暗号鍵、形式の可読性、アクセス制限、期限後の削除。復元できない保管は有効なアーカイブではない。
Card 78
Question
データディスカバリーの成果物は単なるファイル一覧?
Answer
違う。機密データの所在、種類、所有者、分類候補、処理経路を含む在庫として、保護と是正の判断に使う。
Card 79
Question
ローストレージを直接利用するときの主なリスクは?
Answer
ファイルシステム等の上位保護がなく、消去、アクセス制御、整合性、スナップショット管理を利用者側で正しく設計する必要があること。
Card 80
Question
データ分類の最終責任を持つ役割は?
Answer
データ所有者。分類基準に基づいて決定し、事業価値や規制が変われば定期的に見直す。ツールの推定だけに委ねない。
Card 81
Question
クラウドデータの破棄段階で必要な完了条件は?
Answer
本体、複製、キャッシュ、スナップショット、バックアップ、鍵を対象に、保持義務や法的保全を満たしたうえで復元不能性を確認すること。
Card 82
Question
データディスカバリーを継続実行する理由は?
Answer
新しいデータ、複製、SaaS、シャドーITが日々増え、在庫がすぐ古くなるから。変更検知と定期スキャンを是正フローへつなぐ。
Card 83
Question
クラウドストレージで種類を問わず最初に疑う共通脅威は?
Answer
誤設定と過剰権限。公開設定、共有リンク、サービスID、管理API、スナップショットの権限を一体で確認する。
Card 84
Question
IRMがファイル共有後も有効であるために必要な性質は?
Answer
権利が情報と結び付き、利用時に認証・認可を再評価できること。保存場所を移しても期限や操作制限を適用する。
Card 85
Question
データ分散が可用性を高めても、新たに生むセキュリティ課題は?
Answer
コピーと断片の所在、法域、鍵、削除、アクセス経路が増えること。全配置を把握し、一貫した統制を適用する。
Card 86
Question
クラウドストレージ種別を選ぶ判断軸は?
Answer
耐久性、性能、共有方法、データ構造、保持、復旧、暗号化、削除、料金。名称ではなく要件と脅威に合わせて選ぶ。
Card 87
Question
データ分類を実際の保護へ変えるには?
Answer
各分類をアクセス、暗号化、共有、DLP、ログ、保持、削除の具体的な統制へ対応付ける。ラベルだけではリスクは下がらない。
Card 88
Question
IRMで権利をプロビジョニング・失効する基本手順は?
Answer
対象IDへ最小限の権利と期限を発行し、役割変更、契約終了、侵害時に失効する。失効情報が利用時に反映されることも確認する。
Card 89
Question
データフロー図に最低限含めるものは?
Answer
取得元、処理、保存先、転送先、信頼境界、プロトコル、データ分類、管理主体。境界を越える箇所に統制を割り当てる。
Card 90
Question
保存データ(data at rest)の基本的な暗号化設計は?
Answer
保存媒体を暗号化し、鍵を分離して管理する。暗号化範囲、スナップショット、バックアップ、復旧時の鍵利用まで確認する。
Card 91
Question
データ保持期間は「長いほど安全」?
Answer
違う。法令、契約、業務目的、訴訟対応、リスクを根拠に必要期間だけ保持し、期限後は法的保全がない限り削除する。
Card 92
Question
データイベントの監査可能性とは?
Answer
後から独立して事実と統制の実施状況を評価できること。十分なログ、保護された証拠、検索性、保持が必要になる。
Card 93
Question
本番データを閲覧者ごとに隠して表示しつつ、元データを変えない保護手法は?
Answer
動的データマスキング。閲覧時の表示を隠すが、基礎データ自体は残るため、保存時の暗号化やアクセス制御も必要。
Card 94
Question
AIのデータセットとモデルのプライバシーを守る基本方針は?
Answer
必要なデータだけを収集し、用途、アクセス、保持、出力を制限する。匿名化や集約などの手法も、再識別と精度への影響を評価して使う。
Card 95
Question
アーカイブとバックアップの違いは?
Answer
アーカイブは長期保持と参照のため、バックアップは障害から復旧するためのコピー。目的、検索性、更新頻度、保持期間が異なる。
Card 96
Question
CSPへ鍵素材を持ち込めば、CSP管理者から平文を必ず分離できる?
Answer
必ずしもできない。鍵の由来だけでなく、復号処理の場所、鍵利用権限、管理者権限、監査境界を確認する。
Card 97
Question
データイベントの追跡可能性とは?
Answer
データの作成、変更、移動、共有、削除を、時刻と主体を保った連続した履歴としてたどれること。相関IDが分散処理の追跡に役立つ。
Card 98
Question
学習前のデータセットの妥当性確認(validation)で確認するものは?
Answer
目的への適合性、代表性、品質、許可された取得、ラベル、重複、汚染、既知の偏り。基準を満たさないデータは学習へ入れない。
Card 99
Question
転送中データ(data in transit)の基本的な保護は?
Answer
証明書と通信相手を検証するTLS。経路上の機密性と完全性を守り、古いプロトコルや証明書検証の無効化を避ける。相互TLSは双方の証明書認証が必要な場合に追加する。
Card 100
Question
法的保全(legal hold)が発令されたら通常の削除期限をどう扱う?
Answer
対象データの削除を停止する。許可された担当者だけが範囲を管理し、保全理由、開始・解除、アクセスを記録する。
Card 101
Question
暗号鍵を定期ローテーションする主な目的は?
Answer
1つの鍵で保護するデータ量と侵害時の影響期間を抑えること。旧データの復号、再暗号化、失効、バックアップ鍵も計画する。
Card 102
Question
機密値を非機密の置換値へ変え、別の安全な対応表で元に戻せる方式は?
Answer
トークン化。トークン自体から元データを数学的に復元せず、対応表またはトークンサービスを分離して守る。
Card 103
Question
学習後のモデルを検証(verification)するときの基準は?
Answer
事前に定めた機能、安全性、性能、再現性の要件や仕様。承認済みの試験と記録で適合を確認し、特定用途への適合性を扱う妥当性確認とは区別する。
Card 104
Question
クラウド上の削除API成功だけで安全な削除を証明できる?
Answer
できない。削除の意味、猶予期間、複製、スナップショット、バックアップ、鍵、物理媒体の処理を契約と証拠で確認する。
Card 105
Question
ハッシュ値の比較で確認できる代表的な性質は?
Answer
完全性。同じ入力から同じハッシュ値を得る性質を使い、保存・転送中の変更を検知する。比較元のハッシュも保護する。
Card 106
Question
データイベントログに最低限必要な属性は?
Answer
誰が、いつ、どこから、どのデータへ、何を行い、結果がどうなったか。ID、時刻、送信元、対象、操作、成否を相関できるようにする。
Card 107
Question
学習データのポイズニングを検知・抑制する基礎は?
Answer
出所と変更履歴を保ち、信頼できる取得元、完全性確認、異常検査、承認を通すこと。モデル性能だけでデータの正当性を判断しない。
Card 108
Question
エンベロープ暗号化の構造は?
Answer
データ鍵でデータを暗号化し、そのデータ鍵を別の鍵暗号化鍵で包む構造。大量データを再暗号化せず上位鍵を管理しやすい。
Card 109
Question
暗号消去(cryptographic erase)が有効になる条件は?
Answer
対象コピーが強い暗号で保護され、復号に必要な鍵の全コピーを回復不能に破棄できること。平文コピーや別鍵の複製が残れば完了しない。
Card 110
Question
分散クラウドのログで改ざん耐性と時刻同期が重要な理由は?
Answer
イベント順序と証拠の信頼性を保つため。集中保管、書込み制限、完全性検証、共通時刻源で後からの改変と時系列の崩れを抑える。
Card 111
Question
DLPが主に検知・制御するものは?
Answer
機密データの保存、利用、転送におけるポリシー違反。内容、文脈、分類ラベルを使い、警告、遮断、隔離、暗号化などを行う。
Card 112
Question
モデル反転とモデル抽出の違いは?
Answer
モデル反転は出力から学習データの特徴や情報を推定し、モデル抽出は問い合わせ結果からモデルの機能や近似コピーを得ようとする。
Card 113
Question
高価値鍵へ知識分割(split knowledge)または二重統制(dual control)を使う目的は?
Answer
1人だけでは鍵全体を知ったり重要操作を完了したりできないようにすること。内部不正と単一担当者の侵害リスクを下げる。
Card 114
Question
匿名化と仮名化の違いは?
Answer
匿名化は合理的な手段で個人へ再結合できない状態を目指す。仮名化は対応情報を分離するが、追加情報があれば再結合できる。
Card 115
Question
証拠保全の連続性(chain of custody)を示すために記録するものは?
Answer
収集者、日時、場所、方法、ハッシュ、受渡し、保管、アクセス、変更。証拠が誰の管理下にあり、完全性が保たれたかを連続して示す。
Card 116
Question
機密データが誤って「公開」とラベル付けされた場合の主な失敗は?
Answer
下流の自動統制が弱い分類を信頼し、共有、暗号化、DLP、保持を誤適用すること。高リスク判定には検証と例外検知を加える。
Card 117
Question
使用中データ(data in use)の露出を減らす代表的な方法は?
Answer
処理権限とメモリアクセスを最小化し、必要に応じて信頼実行環境などを使う。保存時・転送時の暗号化だけでは処理中の平文を守れない。
Card 118
Question
本体データを削除したのに復元できる典型的な理由は?
Answer
レプリカ、スナップショット、キャッシュ、バックアップが別の保持周期で残るため。全コピーの削除または期限付き失効を追跡する。
Card 119
Question
デジタル署名が否認防止に役立つ理由は?
Answer
署名者の秘密鍵による署名を公開鍵で検証し、出所と完全性を結び付けられるから。鍵の本人性、保護、失効、時刻の証拠も必要になる。
Card 120
Question
APIキーやパスワードなどの秘密情報をコードへ埋め込まない代替策は?
Answer
専用のシークレット管理サービスへ保管し、ワークロードIDで実行時に必要分だけ取得する。ローテーションと利用監査も行う。
Card 121
Question
IRMで証明書の発行と失効が果たす役割は?
Answer
利用者や端末の信頼を確認し、暗号鍵や権利の利用可否を制御する。失効後に既存コピーへどう反映するかも設計する。
Card 122
Question
長期アーカイブで暗号化だけでは不十分な理由は?
Answer
将来も形式を読め、鍵を安全に復旧し、完全性を検証し、必要な期間内に検索できなければ利用できないから。定期的に復元を試す。
Card 123
Question
ハッシュだけで否認防止を実現できる?
Answer
できない。ハッシュは変更検知に使えるが、誰が作成・承認したかを証明しない。署名、本人確認、鍵管理、監査記録が必要になる。
Card 124
Question
法令、契約、業務の保持期間が衝突したときの判断原則は?
Answer
適用範囲と優先関係を法務・データ所有者と確認する。一律に最長期間を選ばず、保持義務、削除義務、法的保全を両立する承認済みルールへ統合する。
Card 125
Question
クラウド証明書管理で自動化すべきライフサイクルは?
Answer
発行、配布、更新、ローテーション、失効、期限監視。秘密鍵を保護し、失効や期限切れが各サービスへ反映されることを確認する。
Card 126
Question
IRMとIAMの違いは?
Answer
IAMは主体がシステムや資源へアクセスできるかを制御する。IRMは取得後の情報に対する閲覧、編集、印刷、転送、期限なども制御する。
Card 127
Question
CSPによるデータ削除を確認する証拠の例は?
Answer
削除ログや証明、対象範囲、完了時刻、バックアップ失効条件、媒体処理の手順、契約上の監査権。単独の証明書だけで範囲を推測しない。
Card 128
Question
データイベントの説明責任を成立させる条件は?
Answer
操作を責任ある主体へ帰属させ、権限、判断、結果をレビューできること。共有IDを避け、個別IDと承認・監査の記録を保つ。
Card 129
Question
クラウド基盤を構成する主要な6領域は?
Answer
物理環境、ネットワーク/通信、コンピューティング、仮想化、ストレージ、管理プレーン。各領域に固有の障害点と制御がある。
Card 130
Question
データセンターの立地選定で最初に確認するリスクは?
Answer
地域固有の脅威。洪水、地震、山火事、停電、治安、交通、規制を事業要件と照合する。
Card 131
Question
脅威・脆弱性・資産の関係として、リスクが成立する条件は?
Answer
価値ある資産に対し、脅威が脆弱性を悪用して損失を生む可能性があること。脅威だけ、または脆弱性だけでは事業リスクを評価できない。
Card 132
Question
単一の防御が破られても侵害を止める設計原則は?
Answer
多層防御(defense in depth)。独立した予防・検知・対応制御を重ね、単一障害点を減らす。
Card 133
Question
BCとDRの最短の違いは?
Answer
BC(Business Continuity)は重要業務の継続、DR(Disaster Recovery)は中断したIT機能の復旧に重点を置く。
Card 134
Question
クラウド資源の作成・変更・削除を指揮する面は?
Answer
管理プレーン(management/control plane)。侵害されると多数のデータプレーン資源へ横断的な影響が及ぶ。
Card 135
Question
マルチテナント環境の論理設計で最優先の分離対象は?
Answer
テナントごとのデータ、処理、ID、管理操作。共有基盤でも別テナントから参照・干渉できない境界を設ける。
Card 136
Question
脅威と脆弱性の違いは?
Answer
脅威は損害を起こし得る主体・事象、脆弱性は悪用され得る弱点。攻撃は脅威が弱点を利用する具体的な行為である。
Card 137
Question
認証と認可の順序と役割は?
Answer
認証(authentication)で主体を確かめ、認可(authorization)で許可する操作を決める。識別は主体が名乗る段階である。
Card 138
Question
復旧優先順位と停止影響を決める分析は?
Answer
BIA(Business Impact Analysis)。重要業務、依存関係、時間経過による影響、復旧目標を明らかにする。
Card 139
Question
複数のVMへ物理資源を割り当て、隔離を仲介する層は?
Answer
ハイパーバイザー(VMM)。CPU、メモリ、ネットワーク、ストレージへのアクセスを仲介するため、高価値な防御対象になる。
Card 140
Question
データセンターの物理アクセスを段階的に絞る設計は?
Answer
ゾーン化された物理防御。敷地、建物、フロア、ケージ、ラックへ進むほど認可を厳しくし、入退室を記録する。
Card 141
Question
リスク評価で組み合わせる2つの軸は?
Answer
発生可能性(likelihood)と影響(impact)。資産価値、既存制御、脅威情報を踏まえて優先順位を付ける。
Card 142
Question
管理者権限の漏えい時の被害範囲を最小化する原則は?
Answer
最小権限。業務に必要な操作だけを、必要な範囲と時間に限定して付与する。
Card 143
Question
RTOが表すものは?
Answer
許容されるサービス停止時間の目標。中断から復旧までに許される時間を示す。
Card 144
Question
VMとコンテナの隔離境界の違いは?
Answer
VMは通常ゲストOSごと分離し、コンテナはホストOSのカーネルを共有する。コンテナではカーネルとランタイムの防御が特に重要になる。
Card 145
Question
データセンターで電源と冷却を同時に冗長化する理由は?
Answer
どちらの停止も計算資源を利用不能にするため。独立した電源系統、UPS/発電機、冗長HVACを障害シナリオに合わせる。
Card 146
Question
クラウドで管理プレーンが高価値な攻撃面になる理由は?
Answer
少数の資格情報やAPIが多数の資源を制御できるため。管理経路を業務トラフィックから分離し、強い認証と監査を適用する。
Card 147
Question
特権操作にMFAを優先する理由は?
Answer
単一の資格情報が盗まれても管理操作を成立させにくくするため。フィッシング耐性のある方式なら、偽サイトへの耐性も高められる。
Card 148
Question
RPOが表すものは?
Answer
許容されるデータ損失量の時間目標。復旧時点を障害発生前のどこまで戻せるべきかを示す。
Card 149
Question
仮想スイッチ内だけを流れる通信で起こりやすい監視上の盲点は?
Answer
物理ネットワーク機器を通らず、従来の監視点から見えないこと。仮想ネットワーク側にもフロー記録や検査点を置く。
Card 150
Question
回線を二重化しても同じ管路を通る場合に残る問題は?
Answer
共通原因障害。通信事業者だけでなく、物理経路、引込口、終端装置も分離して経路多様性を確保する。
Card 151
Question
VM escapeとは?
Answer
ゲストVM内の攻撃者が仮想化境界を越え、ハイパーバイザーや他のVMへ到達する攻撃。隔離破りとして扱う。
Card 152
Question
侵害後の横移動と爆発半径を抑えるネットワーク制御は?
Answer
セグメンテーション/マイクロセグメンテーション。通信を業務上必要な送信元・宛先・サービスに限定する。
Card 153
Question
MTD/MAOがRTOより長くなければならない理由は?
Answer
最大許容停止時間の前に復旧を完了する必要があるため。RTOは復旧目標、MTD/MAOは事業が耐えられる停止の上限である。
Card 154
Question
クラウドストレージを保護する基本制御の組み合わせは?
Answer
アクセス制御、暗号化、完全性確認、バックアップ、監査ログ、ライフサイクル管理。ストレージ種別とデータ分類に合わせる。
Card 155
Question
可用性設計で障害ドメインを分ける目的は?
Answer
単一障害で全レプリカが同時停止しないようにすること。電源、ネットワーク、ラック、ゾーン、リージョンの共有点を確認する。
Card 156
Question
hyperjackingが狙う対象は?
Answer
ハイパーバイザー。不正なハイパーバイザーへの置換や制御奪取により、複数ゲストを下層から監視・操作する。
Card 157
Question
保存時暗号化と通信時暗号化が別々に必要な理由は?
Answer
保護する状態と経路が異なるため。保存時は媒体やスナップショット、通信時は盗聴や改ざんのリスクを主に抑える。
Card 158
Question
冗長化とバックアップの違いは?
Answer
冗長化は稼働継続、バックアップは過去時点のデータ復元が主目的。誤削除や破損は冗長系にも複製され得る。
Card 159
Question
監査ログに最低限ひも付けたい事実は?
Answer
誰が、いつ、どこから、何に、どの操作を行い、結果がどうなったか。時刻同期と改ざん防止も必要になる。
Card 160
Question
温度・湿度・漏水センサーを独立監視する目的は?
Answer
設備障害がIT停止へ進む前に検知するため。しきい値、通知先、対応手順まで設計して初めて制御として機能する。
Card 161
Question
共有CPUキャッシュなどを悪用して別処理の情報を推測する攻撃は?
Answer
サイドチャネル攻撃。論理的なアクセス制御を破らず、共有資源の時間差や挙動から秘密を推測する。
Card 162
Question
複数AZと複数リージョンの使い分けは?
Answer
複数AZは主に局所的な設備障害、複数リージョンは広域障害への耐性を高める。後者は遅延、整合性、費用、法域の検討が増える。
Card 163
Question
複数サービスのログを相関させる価値は?
Answer
単独イベントでは見えない攻撃経路を時系列と主体で結び付けられること。共通時刻と一貫した識別子が精度を支える。
Card 164
Question
マルチテナント基盤のnoisy neighborリスクとは?
Answer
他テナントの過剰利用が共有資源を圧迫し、自テナントの性能や可用性を落とすこと。クォータ、制限、分離、監視で抑える。
Card 165
Question
データセンターの火災対策で、人命保護に次いで重視する設計判断は?
Answer
火災を早期検知し、設備に適した方式で延焼を抑えること。消火方式は人員、機器、地域規制との整合が必要になる。
Card 166
Question
クラウド侵害で設定ミスが大きなリスクになりやすい理由は?
Answer
APIで広範囲へ素早く複製され、公開範囲や権限を一度に誤れるため。安全な既定値、レビュー、ポリシー検査で予防する。
Card 167
Question
パケットキャプチャを監査に使う際の主な限界は?
Answer
暗号化された内容はそのまま読めず、量と機密性の負担も大きいこと。目的、取得点、保持期間、アクセス権を限定する。
Card 168
Question
ホット・ウォーム・コールド復旧サイトの違いは?
Answer
ホットは即時に近い稼働、ウォームは一部準備済み、コールドは施設中心で構築が必要。復旧速度が上がるほど通常は費用も上がる。
Card 169
Question
管理プレーンとデータプレーンの最短の違いは?
Answer
管理プレーンは資源の構成を指揮し、データプレーンは実際の業務トラフィックや処理を運ぶ。制御と監視を分けて考える。
Card 170
Question
廃棄媒体から暗号化データを読めなくする有効な方法は?
Answer
暗号消去(cryptographic erase)。対象データを暗号化していた鍵を安全に破棄し、復号不能にする。鍵管理が前提となる。
Card 171
Question
共有基盤の資源枯渇攻撃を抑える制御は?
Answer
クォータ、レート制限、予約容量、オートスケール上限、監視。可用性だけでなく、予期しない費用増加も考慮する。
Card 172
Question
ゼロトラストで、社内ネットワーク上という理由だけでは与えないものは?
Answer
暗黙の信頼。ユーザー、端末、ワークロードの状態を基に、資源アクセスごとに認証・認可する。
Card 173
Question
failoverとfailbackの違いは?
Answer
failoverは待機系への切替、failbackは復旧した通常系へ安全に戻す処理。データ同期と切戻し条件を事前に定める。
Card 174
Question
VMイメージやテンプレートを本番展開前に保護する基本策は?
Answer
承認済みの強化済みイメージを署名・スキャンし、変更を追跡すること。古い脆弱性や秘密を複製しない。
Card 175
Question
離れたDR拠点でも同じ洪水域や電力網なら残るリスクは?
Answer
地理的相関のある共通原因障害。距離だけでなく、災害域、電力、通信、交通、法域の独立性を確認する。
Card 176
Question
ISC2 2026が示すリスク対応の5つの選択肢は?
Answer
回避(avoid)、低減(mitigate)、移転(transfer)、共有(share)、受容(accept)。NISTもこの5つを基本的なリスク対応として区別する。
Card 177
Question
クラウド構成の意図しない変更を検知する基準は?
Answer
承認済みセキュリティベースライン。実状態との差分を監視し、誰が何を変更したか追跡できるようにする。
354 cards
CCSP 2026 試験対策フラッシュカード:6ドメイン総復習
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Card 178
Question
同期レプリケーションだけではランサムウェア対策にならない理由は?
Answer
暗号化や破損も即座に複製され得るため。分離され、世代管理され、復元確認済みのバックアップを併用する。
Card 179
Question
north-south通信とeast-west通信の違いは?
Answer
north-southは環境境界を出入りする通信、east-westは内部サービス間の通信。両方に可視化と適切な制御が必要である。
Card 180
Question
クラウド利用者がCSP施設へ自由に入れない場合、物理統制をどう確認する?
Answer
契約、独立監査報告、認証、証跡で保証を得る。直接立入できないことを、統制が不要という意味にしない。
Card 181
Question
残余リスクとは?
Answer
制御適用後も残るリスク。ゼロになるとは限らないため、許容度との比較、責任者の判断、継続監視が必要になる。
Card 182
Question
人の長期資格情報をサービス間通信に流用しない代替策は?
Answer
ワークロードIDと短命な資格情報。サービス自身を認証し、対象と期限を絞った権限を与える。
Card 183
Question
BC/DR計画を文書レビューだけで終わらせない理由は?
Answer
実行可能性、依存関係、権限、連絡、復旧時間は演習でしか確かめにくいため。机上、技術復旧、切替など段階的に試す。
Card 184
Question
不変インフラストラクチャで障害ノードを直す代わりに行うことは?
Answer
承認済みイメージから置き換える。個別修正による構成ずれを減らし、再現可能な復旧につなげる。
Card 185
Question
監査証跡の否認防止を強める設計は?
Answer
ログを集中保管し、書込み権限を分離し、完全性を検証し、時刻を同期すること。管理者自身の操作も記録する。
Card 186
Question
復旧サービスレベルを実行可能な手順へ落とす文書は?
Answer
DRランブック。起動順序、依存関係、担当、判定基準、連絡、検証、切戻しを具体化する。
Card 187
Question
データセンターのbuy(既存施設・サービスの利用)とbuild(自社での構築・運用)は、何を基準に選ぶ?
Answer
必要なセキュリティ・プライバシー要件、統制を直接管理する必要性、責任分担と保証、ライフサイクル全体の費用、運用能力。buyでは事業者の能力と契約・SLA・独立評価を確認し、buildでは施設の防御と可用性を自ら継続運用できるかを確かめる。
Card 188
Question
アプリケーションセキュリティ教育を役割別にする理由は?
Answer
開発者、設計者、テスター、運用者で必要な判断と失敗パターンが異なるため。各役割の実作業に結び付ける。
Card 189
Question
安全なSDLCで、機能要件と同時に定義するものは?
Answer
検証可能なセキュリティ要件。保護対象、脅威、アクセス、ログ、暗号、可用性、受入基準を具体化する。
Card 190
Question
脅威モデリングの4つの基本質問は?
Answer
何を作るか、何が起こり得るか、どう対処するか、十分に対処できたか。設計変更に合わせて繰り返す。
Card 191
Question
機能テストと非機能テストの違いは?
Answer
機能テストは期待した処理結果、非機能テストは性能・可用性・セキュリティなどの品質特性を確認する。
Card 192
Question
クラウドで、共有基盤の隔離不備から他テナントへ影響が及ぶリスクは?
Answer
共有技術の問題。ハイパーバイザー、仮想ネットワーク、共有ストレージなどの分離が破られると、テナント間の情報漏えいや干渉につながる。
Card 193
Question
第三者製・オープンソースソフトウェアの検証で確認する代表的な要素は?
Answer
出所、完全性、真正性、既知脆弱性、保守状況、ライセンス。有名であることだけでは足りない。
Card 194
Question
WAFが主に検査する場所は?
Answer
WebアプリケーションへのHTTP(S)要求と応答。一般的なWeb攻撃を遮断できるが、安全なコードの代替ではない。
Card 195
Question
IDフェデレーションの目的は?
Answer
異なる信頼領域の間で、認証結果や属性を信頼して利用できるようにすること。信頼関係とアサーション検証が要点になる。
Card 196
Question
クラウド開発で「CSPが全部守る」という思い込みが危険な理由は?
Answer
責任共有モデルでは顧客側に残る設定、ID、データ、アプリケーションの責任があるため。サービスモデルごとに境界を確認する。
Card 197
Question
ウォーターフォールとアジャイルで、セキュリティ活動の置き方はどう変わる?
Answer
ウォーターフォールでは各工程のゲート、アジャイルでは各反復の完了条件へ組み込む。どちらでも後付けにしない。
Card 198
Question
STRIDEの6分類は?
Answer
Spoofing、Tampering、Repudiation、Information Disclosure、Denial of Service、Elevation of Privilege。脅威を体系的に考えるための観点である。
Card 199
Question
SASTは何を、いつ調べる?
Answer
実行せずにソースコードや中間表現を解析する。開発早期に使いやすいが、実行時の構成や挙動は別手段で補う。
Card 200
Question
APIでオブジェクトIDを変えるだけで他人のデータへアクセスできる欠陥は?
Answer
BOLA(Broken Object Level Authorization)。各要求で、主体がそのオブジェクトを操作できるか検証する。
Card 201
Question
APIゲートウェイへ集約しやすい横断制御は?
Answer
認証、認可、レート制限、入力制約、ルーティング、ログ。業務オブジェクト単位の認可はアプリ側でも必要になる。
Card 202
Question
IdPの役割は?
Answer
主体を認証し、信頼先が検証できるIDアサーションを発行すること。サービス提供側は署名、発行者、対象、有効期限を検証する。
Card 203
Question
OWASP Top 10とASVSの使い分けは?
Answer
Top 10は代表的リスクへの意識向上、ASVSは検証可能なセキュリティ要件と評価範囲の基準に向く。
Card 204
Question
shift leftの本来の狙いは?
Answer
要件・設計・実装の早い段階でセキュリティ判断と検証を行うこと。本番監視をなくす意味ではない。
Card 205
Question
CCSP 2026要綱でDREADの5要素は?
Answer
Disaster(災害)、Reproducibility、Exploitability、Affected Users、Discoverability。これはCCSP 2026要綱の表記。従来のDREADは先頭をDamage(損害)とするため、資料の文脈で区別する。
Card 206
Question
DASTは何を、いつ調べる?
Answer
稼働中のアプリケーションを外部から操作して挙動を調べる。実行環境の問題を見つけやすいが、コード位置の特定は苦手である。
Card 207
Question
ソフトウェア供給元の評価で見るべき要素は?
Answer
開発・保守プロセス、脆弱性対応、署名と出所、依存関係、インシデント履歴、契約上の責任。継続的に再評価する。
Card 208
Question
安全なソフトウェア開発の実務を共有・普及する非営利の業界団体は?
Answer
SAFECode(Software Assurance Forum for Excellence in Code)。組織的なソフトウェアセキュリティプログラムや開発実務の資料を公開している。
Card 209
Question
DAMが監視する対象は?
Answer
データベースへの活動。特権操作、異常なクエリ、ポリシー違反を可視化するが、DB自体の認可設計も必要である。
Card 210
Question
SSOの利点と単一障害リスクは?
Answer
認証を集約して利用者体験と統制をそろえられる一方、IdP侵害や停止の影響が広い。MFA、冗長化、強い監視で補う。
Card 211
Question
OWASP API Security Top 10を教育で使う目的は?
Answer
API固有の代表的な失敗を共通語彙で認識すること。個別APIの脅威モデルと検証要件は別に作る。
Card 212
Question
Continuous DeliveryとContinuous Deploymentの違いは?
Answer
Deliveryは本番投入可能な状態まで自動化し、Deploymentは合格した変更の本番投入まで自動化する。承認方式を混同しない。
Card 213
Question
PASTAの特徴は?
Answer
事業影響から始め、攻撃のシミュレーションまで段階的に結ぶリスク中心の脅威モデリング手法。脅威を優先順位付きの対策へつなげる。
Card 214
Question
IASTはSASTやDASTと何が違う?
Answer
テスト実行中にアプリ内部を計測し、入力とコード上の挙動を関連付ける。計測可能なテスト環境が必要になる。
Card 215
Question
配布アーティファクトの真正性と完全性をまとめて確認する方法は?
Answer
信頼した鍵によるデジタル署名の検証。ハッシュは同一性を確認できるが、信頼できる署名がなければ発行者までは証明しない。
Card 216
Question
XMLファイアウォールが主に防ぐ対象は?
Answer
XMLメッセージの構造・スキーマ・サイズ・内容を悪用する攻撃。DTDや外部実体、過大な構造などをポリシーで制限する。
Card 217
Question
MFAが強めるものと、強めないものは?
Answer
認証の確度を強めるが、認可の設計ミスは直さない。ログイン後の過剰権限には別の制御が必要である。
Card 218
Question
LLMアプリ向けTop 10を教育へ含める狙いは?
Answer
プロンプト注入、機密情報漏えい、過剰な自律権限など、生成AI固有の代表的リスクを認識すること。通常のアプリ制御も併用する。
Card 219
Question
安全なSDLCでリリース後も続ける活動は?
Answer
脆弱性の受付、評価、修正、配布、利用者通知、原因分析。保守終了時の移行や廃止も計画する。
Card 220
Question
ATASMで順に結び付ける4要素は?
Answer
Architecture、Threats、Attack Surfaces、Mitigations。構成を理解し、脅威が触れる面を特定して対策へつなげる。
Card 221
Question
正常な複数ターゲットへ要求を振り分けるクラウド部品は?
Answer
ロードバランサー。ヘルスチェックと分散で可用性・耐障害性を高め、構成によってはTLS終端も集約できる。
Card 222
Question
SCAが主に可視化するものは?
Answer
利用している第三者・オープンソース部品、その版、依存関係、既知脆弱性、ライセンス。自作コードのロジック欠陥は別の検査で補う。
Card 223
Question
アプリケーション層の暗号化で別途設計すべきものは?
Answer
鍵の生成、保管、配布、ローテーション、失効、復旧、職務分離。暗号方式だけ選んでも鍵管理が弱ければ保護できない。
Card 224
Question
CASBの役割は?
Answer
クラウド利用者とクラウドサービスの間で可視化とポリシー適用を支援すること。利用形態に応じてアクセス、データ、脅威、コンプライアンスを制御する。
Card 225
Question
インジェクション脆弱性の根本原因は?
Answer
信頼できない入力を命令やクエリの一部として解釈させること。データと命令を分離し、入力を文脈に合わせて扱う。
Card 226
Question
DevSecOpsでセキュリティをパイプラインへ組み込む意味は?
Answer
ビルド、テスト、パッケージ、配布の各段階で自動検査と証跡を作り、失敗時に停止できること。担当者の責任は自動化後も残る。
Card 227
Question
SBOMの主な価値は?
Answer
ソフトウェアを構成する部品と関係を追跡できること。新しい脆弱性が公表された際の影響確認を速めるが、安全性そのものを保証しない。
Card 228
Question
人とワークロードで資格情報の設計を分ける理由は?
Answer
ライフサイクル、利用速度、保管場所、失効方法が異なるため。ワークロードには自動発行できる短命なIDを優先する。
Card 229
Question
ブラックボックステストとホワイトボックステストの違いは?
Answer
ブラックボックスは内部情報なし、ホワイトボックスはコードや設計情報ありで評価する。グレーボックスは一部情報を使う。
Card 230
Question
第三者部品の導入時にライセンスとEOLを確認する理由は?
Answer
利用・配布条件への違反と、保守終了後に修正を受けられないリスクを避けるため。代替や更新の計画も持つ。
Card 231
Question
サンドボックスの目的は?
Answer
信頼できないコードや処理を制限された環境で動かし、ホストや他資源への影響を抑えること。境界自体の脆弱性も監視する。
Card 232
Question
アプリの秘密情報をソースコードへ埋め込まない代替策は?
Answer
専用のシークレット管理基盤から、実行時に必要な主体だけへ短期間提供する。保管、転送、ローテーション、監査を集中管理する。
Card 233
Question
データの保存・処理場所によって適用法や政府アクセス条件が変わるリスクは?
Answer
法律・管轄権の問題。データ所在地、越境移転、規制、契約、開示要求を展開前に確認し、許容するリージョンと処理経路を定める。
Card 234
Question
ASVSを調達や受入れで使う利点は?
Answer
要求する検証項目と厳格さを、契約と受入基準へ具体的に記述できること。曖昧な「安全であること」を検証可能にする。
Card 235
Question
IaCのセキュリティレビューを本番前に行う価値は?
Answer
公開設定、過剰権限、暗号化漏れなどを再現可能な構成定義上で検出できること。手動変更によるずれも抑える。
Card 236
Question
入力検証と出力エンコーディングの役割の違いは?
Answer
入力検証は受け入れる値を制約し、出力エンコーディングは表示先の文脈で値が命令として解釈されるのを防ぐ。両方を使い分ける。
Card 237
Question
abuse caseテストが通常のユースケーステストへ加える視点は?
Answer
攻撃者や誤用者が機能をどう悪用し、制御を回避するかという視点。想定した防御が失敗する経路を試す。
Card 238
Question
依存パッケージの版固定と来歴証明を併用する理由は?
Answer
版固定で再現性を保ち、来歴で誰がどの工程から生成したか確認するため。信頼できる更新判断には両方が役立つ。
Card 239
Question
マイクロサービスで信頼境界として重点確認すべき場所は?
Answer
信頼の前提やレベルが変わるインターフェース。典型例はサービス間や外部サービスとの通信境界である。サービスIDは主体、ネットワーク経路はデータフロー、データストアは構成要素・資産であり、それ自体が常に信頼境界とは限らない。
Card 240
Question
SQLインジェクションを防ぐ第一選択は?
Answer
パラメーター化クエリ/プリペアドステートメント。入力値をSQL命令から分離し、必要に応じて許可リスト検証も行う。
Card 241
Question
一般教育に加えて開発者へ演習させるべき内容は?
Answer
実際の技術スタックでの安全な実装、脆弱な例の修正、ツール結果の判断。知識確認だけでなく行動へ結び付ける。
Card 242
Question
TLS証明書の期限切れや管理漏れを防ぐため、一貫して管理するライフサイクルは?
Answer
証明書の発見・棚卸し、所有者設定、発行・配備、監視、更新、失効、撤去。自動化と監査で無管理証明書や期限切れを減らす。
Card 243
Question
ソフトウェア構成管理とバージョン管理が守るものは?
Answer
承認済み構成の再現性、変更の追跡性、完全性。コードだけでなく依存関係、設定、IaC、パイプライン定義も対象にする。
Card 244
Question
CI/CDのセキュリティゲートで停止条件にすべきものは?
Answer
組織のリスク基準を超える未解決の問題。重大脆弱性、署名失敗、秘密漏えい、ポリシー違反などを明示し、例外を記録する。
Card 245
Question
APIのレート制限が主に抑えるリスクは?
Answer
資源枯渇、総当たり、スクレイピング、予期しない費用増加。主体、操作、資源コストに応じて制限し、認可の代替にはしない。
Card 246
Question
サービスメッシュで統一しやすいサービス間制御は?
Answer
相互認証、暗号化、認可ポリシー、通信観測、再試行、遮断。アプリコード外で一貫して適用できるが、業務認可は別途必要である。
Card 247
Question
SANS Top 25(現在のCWE Top 25)が示すものは?
Answer
重大かつ頻出するソフトウェア弱点の一覧。代表的な弱点への意識向上と教育に使い、個別アプリの脅威モデルや検証要件は別に定める。
Card 248
Question
QA(Quality Assurance)の中心目的は?
Answer
開発プロセスと成果物が定めた品質・セキュリティ基準を満たすという保証を得ること。個別テストの実行だけでなく、基準、レビュー、欠陥管理、改善も含む。
Card 249
Question
CSP内部者の脅威や可視性・制御の喪失をまとめて評価するのは、どのリスク群か?
Answer
クラウド固有のアプリケーションリスク。基盤の特権操作と一部の監視・制御をCSPへ委ねるため、責任共有境界、監査可能性、契約上の対応も確認する。
Card 250
Question
DockerとKubernetesを役割で見分けると?
Answer
Dockerはコンテナイメージの構築とコンテナ実行、Kubernetesは複数コンテナの配置・拡縮・更新などのオーケストレーションに使われる。
Card 251
Question
HSMとTPMは、鍵の保護対象がどう違う?
Answer
HSMは暗号鍵を保護・管理して暗号処理を行う物理装置、TPMはコンピューターに組み込まれ、少量の鍵などを保護する耐タンパー集積回路です。
Card 252
Question
管理ポートをインターネットへ直接公開せず、特権アクセスを一か所で監視する構成は?
Answer
踏み台ホスト(bastion host/jumpbox)です。MFA、時間制限、操作記録を組み合わせます。
Card 253
Question
変更管理と構成管理の最短の違いは?
Answer
変更管理は変更の提案・評価・承認を統制し、構成管理は承認済みの構成項目と状態を維持します。
Card 254
Question
クラウドのデジタルフォレンジックで、最初に可用性を確認すべき証拠は?
Answer
揮発性の高い証拠です。RAMや稼働中VM内のログなど、停止・解放で失われ得るものから取得可能性を確認します。
Card 255
Question
インシデント連絡計画で事前に決めるべき要素は?
Answer
担当者、承認者、連絡先、対象者、手段、タイミングです。未確認事項を断定しないルールも含めます。
Card 256
Question
SOCの中心的な役割は?
Answer
セキュリティ事象を継続監視し、検知、トリアージ、エスカレーション、対応調整を行うことです。
Card 257
Question
secure by defaultとは、導入直後の状態をどうする考え方?
Answer
重要な保護機能を初期状態から有効にし、危険な既定値や不要な公開を避ける考え方です。
Card 258
Question
クラウド管理でRDPやSSHを使うときの基本方針は?
Answer
公開範囲を絞り、踏み台や管理サービス経由でMFAと短時間の権限を使い、接続を記録します。
Card 259
Question
安全な変更記録に最低限必要な内容は?
Answer
目的、影響、リスク、承認、実施手順、検証方法、ロールバック条件、実施結果です。
Card 260
Question
証拠取得の順序を決める基準は?
Answer
揮発性と消失リスクです。法務・安全上許される範囲で、変化しやすい実行状態を永続ディスクやバックアップより先に扱います。
Card 261
Question
CSPとのインシデント対応で、契約と手順に定めることは?
Answer
契約では責任分担、情報の流れ、連携方法、CSPの行動権限を定めます。手順では優先度付け、通知先と時期、影響資産の確認、証拠の保持を扱います。
Card 262
Question
AIをセキュリティ監視に使う場合、人による検証が残る理由は?
Answer
AIの出力を運用環境の文脈で解釈し、妥当性と信頼性を継続評価する必要があるためです。基準値と専門家の判断で検証します。
Card 263
Question
クラウド管理プレーンの特権操作に優先する統制は?
Answer
最小権限、MFA、職務分離、緊急用アカウント、改ざんに強い監査ログです。
Card 264
Question
SSOを管理アクセスへ導入する主な運用上の利点と注意点は?
Answer
利点は認証と退職・異動処理の集中化です。IdPが高影響な依存先になるため、MFA、冗長化、緊急アクセスも必要です。
Card 265
Question
継続性管理が対象にするものは?
Answer
中断時にも重要業務を許容水準で続け、復旧するための人、手順、技術、代替手段です。
Card 266
Question
仮想ディスクのスナップショットだけでは、フォレンジック証拠が不足する理由は?
Answer
クラウドの証拠はVM外のログや管理APIなどにも分散し、仮想ディスクだけでは全体を取得できないためです。
Card 267
Question
顧客向けインシデント通知の手順で事前に定めることは?
Answer
通知内容、通知先、通知時期です。初報後も定期更新し、影響を受けた顧客へ、適用される法令・規制に従って通知します。
Card 268
Question
SIEMとログ管理の違いは?
Answer
ログ管理は収集・保管・検索を支え、SIEMは複数ソースを相関して検知やアラートにつなげます。
Card 269
Question
管理プレーン用ツールを導入するときの安全な配置は?
Answer
業務トラフィックから分離した管理経路に置き、強固な認証、暗号化、最小権限、操作ログを適用します。
Card 270
Question
VLANだけを強いセキュリティ境界とみなせない理由は?
Answer
VLANは主にレイヤー2の論理分割だからです。通信制御にはファイアウォール、ルーティング制御、認証なども使います。
Card 271
Question
ISMSは単独のセキュリティ製品ではなく何?
Answer
情報セキュリティの方針、リスク、統制、評価、改善を継続的に管理する仕組みです。
Card 272
Question
取得した証拠のハッシュ値が示せることと、示せないことは?
Answer
取得後に内容が変わっていないことの検証に使えます。誰が作成した証拠かを、ハッシュだけで証明することはできません。
Card 273
Question
規制当局へのインシデント連絡を判断する軸は?
Answer
適用法、管轄、通知条件、期限、必要項目です。法務・プライバシー担当と確認し、判断過程も記録します。
Card 274
Question
脅威インテリジェンスをそのまま検知ルールにしない理由は?
Answer
古い指標や自組織に無関係な情報が混ざるためです。信頼性、鮮度、環境との関連性を評価します。
Card 275
Question
仮想化基盤でハイパーバイザーが担う主要なセキュリティ機能は?
Answer
VM間の分離を保ち、CPU、メモリ、ネットワーク、ストレージへのアクセスを仲介することです。
Card 276
Question
TLSが主に保護する対象は?
Answer
通信中のデータです。機密性と完全性、通常はサーバー認証を提供しますが、保存データは別の統制が必要です。
Card 277
Question
継続的サービス改善で、改善候補をどう選ぶ?
Answer
測定結果を目標や基準値と比べ、改善機会に優先順位を付けます。実施後は効果を測り直します。
Card 278
Question
chain of custodyに記録するものは?
Answer
証拠を誰が、いつ、どこで、なぜ取得・移送・保管・分析したかと、各時点の完全性情報です。
Card 279
Question
パートナーへインシデント情報を共有するときの原則は?
Answer
合意済みの手順に従い、対応に必要な範囲だけを、承認された安全な経路で共有します。
Card 280
Question
インシデント対応を一回限りの封じ込めで終えないための流れは?
Answer
準備と検知を土台に、対応で封じ込め・排除し、復旧後に学びを統制へ戻します。
Card 281
Question
Type 1とType 2ハイパーバイザーの配置の違いは?
Answer
Type 1は物理ハードウェア上で直接動作し、Type 2はホストOS上で動作します。分類だけで安全性は決まりません。
Card 282
Question
DNSSECがDNSへ追加する保護は?
Answer
DNS応答の出所認証と完全性検証です。問い合わせ内容を暗号化する仕組みではありません。
Card 283
Question
インシデント管理と問題管理の違いは?
Answer
インシデント管理はサービスの早期復旧を優先し、問題管理は根本原因と再発防止を扱います。
Card 284
Question
legal holdが通常の保持・削除手順へ与える影響は?
Answer
対象となる電子情報の削除や上書きを停止します。対象、期間、保管担当を明確にします。
Card 285
Question
脆弱性評価とペネトレーションテストの違いは?
Answer
脆弱性評価は弱点を広く発見・優先付けし、ペネトレーションテストは許可された範囲で悪用可能性や影響を実証します。
Card 286
Question
ゲストOSのguest toolsで、不要な共有機能を無効にする理由は?
Answer
ホストや別VMとのファイル・クリップボード共有などが、マルウェアや不正アクセスの経路になり得るためです。必要な連携だけを残します。
Card 287
Question
VPNを使えば接続元を自動的に信頼できる?
Answer
できません。VPNは主にトンネルを保護します。利用者・端末の認証、認可、状態確認は別途必要です。
Card 288
Question
リリース管理とデプロイ管理の違いは?
Answer
リリース管理は承認済み変更を利用可能にする単位と計画を扱い、デプロイ管理は構成要素を対象環境へ移します。
Card 289
Question
複数クラウドの証拠を時系列で突き合わせる前提は?
Answer
信頼できる時刻同期とタイムゾーンの正規化です。元の時刻表記と補正方法も残します。
Card 290
Question
AIサービスのmodel driftをセキュリティ運用でどう扱う?
Answer
期待した基準からの逸脱を調査すべきシグナルとして扱います。ドリフトだけで攻撃と断定しません。
Card 291
Question
IaCが安全な構成ベースラインの維持に役立つ理由は?
Answer
構成を版管理・レビューし、承認済みの既知状態を再現できるためです。ドリフト検知と組み合わせます。
Card 292
Question
IDSとIPSの運用上の違いは?
Answer
IDSは検知して通知し、IPSは通信経路上で遮断も行います。IPSは誤検知による可用性影響も評価します。
Card 293
Question
CMDBで維持する情報は?
Answer
サービスを支える構成項目(CI)の構成と、その関係です。必要なときに正確で信頼できる情報を使える状態にします。
Card 294
Question
マルチテナント環境で顧客が直接取得できない証拠は、どう確保する?
Answer
CSPのフォレンジック手順、ログ提供範囲、保存期間、応答時間を契約と対応手順に組み込みます。
Card 295
Question
可用性管理と継続性管理の焦点の違いは?
Answer
可用性管理は平常時を含むサービス可用性の達成を扱い、継続性管理は重大な中断後の業務継続と復旧を扱います。
Card 296
Question
容量管理で需要予測と同時に確認するものは?
Answer
現在の資源使用量、サービス性能、コストです。履歴から将来の容量需要を予測し、業務需要を満たすよう資源を最適化します。
Card 297
Question
honeypotの主な目的は?
Answer
攻撃者を本番資産から隔離したおとりへ誘導し、挙動を観測することです。本番データは置きません。
Card 298
Question
クラウドのNetwork Security Group(NSG)は何をする?
Answer
ワークロードや仮想インターフェース周辺で、送受信をルールに基づいて許可・拒否する論理的な通信制御です。
Card 299
Question
クラスタのHAだけではDRにならない理由は?
Answer
同じ障害領域や誤操作の影響を共有し得るためです。独立した復旧先、データ復旧、手順、試験が別途必要です。
Card 300
Question
サービスレベル管理の役割は?
Answer
事業要件を測定可能なSLAへ落とし込み、実績を監視し、逸脱時の対応と改善を管理することです。
Card 301
Question
性能・容量監視で単一時点のCPU使用率だけでは不十分な理由は?
Answer
資源使用量とサービス性能の履歴・関係を見ないと、弱点や将来の容量需要を特定できないためです。
Card 302
Question
OSハードニングの基準になるものは?
Answer
承認済みのセキュア構成ベースラインです。不要サービスを止め、権限と設定を絞り、継続監視で逸脱を修正します。
Card 303
Question
ホストが高可用でも、ゲストOSの可用性を別に設計する理由は?
Answer
ゲストOSやアプリだけが停止する障害があるためです。ヘルスチェック、再起動、複数インスタンスを設計します。
Card 304
Question
NIST、ISO、CIS Controls、COBIT、ITILを一つのチェックリストとして扱わない理由は?
Answer
目的と抽象度が違うためです。NIST CSFはサイバーリスク管理の成果、ISO/IEC 27001はISMS要件、CIS Controlsは優先度付きの防御策、COBITは企業I&Tのガバナンスと管理、ITILはサービス管理を扱います。
Card 305
Question
リスクベースのパッチ管理の基本サイクルは?
Answer
対象を把握し、優先度を決め、取得・検証・展開し、適用結果を確認します。例外と期限も追跡します。
Card 306
Question
物理ホスト監視で容量指標とは別に追うべき健康指標は?
Answer
ディスク障害、温度、ファン、電源、メモリエラーなどです。しきい値超過を交換や退避につなげます。
Card 307
Question
オーケストレーターの操作に強い統制が必要な理由は?
Answer
一つの操作が多数の資源へ波及するためです。RBAC、policy as code、承認、監査ログで爆発半径を抑えます。
Card 308
Question
バックアップの存在ではなく、復旧可能性を確認する方法は?
Answer
定期的なリストア試験です。データだけでなく、構成、鍵、依存サービス、手順、所要時間も確認します。
Card 309
Question
クラウドデータの保存場所が法務判断に直結する理由は?
Answer
データの保存・処理場所によって、適用される法令や域外移転の制約が変わり得るためです。CSPが複数法域へ複製する可能性も確認します。
Card 310
Question
契約上の機密データと法令で規制される個人データの違いは?
Answer
前者の義務は主に契約から、後者の義務は適用法から生じます。同じデータが両方に該当することもあります。
Card 311
Question
内部監査と外部監査の違いは?
Answer
内部監査は組織自身またはその代理が行う第一者監査です。外部監査は組織外の者が行い、顧客などによる第二者監査と、独立機関による第三者監査を含みます。
Card 312
Question
CSPのリスク管理プログラムを評価するときに見るものは?
Answer
統制、評価方法、方針、リスクプロファイル、リスク選好、例外処理と、それらが動いている証拠です。
Card 313
Question
SLA、MSA、SOWの役割の違いは?
Answer
SLAは測定するサービス水準、MSAは複数の個別発注に共通する契約条件、SOWは個別作業の範囲・成果物・日程を定めます。
Card 314
Question
複数国の法令要求が衝突したときの最初の対応は?
Answer
対象データ、処理、国、当事者を特定し、法務担当と要求を比較します。技術部門だけで優先法を決めません。
Card 315
Question
組織全体・機能別・クラウド向けのセキュリティ方針は、監査でどう区別する?
Answer
組織方針は全社の原則と権限、機能別方針はアクセス管理など特定領域の要求、クラウド方針はクラウド利用条件と責任分担を定めます。監査では上位方針から手順と実装証拠まで整合をたどります。
Card 316
Question
目的制限とデータ最小化の違いは?
Answer
目的制限は定めた目的の範囲で処理する原則、データ最小化はその目的に必要な量だけ扱う原則です。
Card 317
Question
クラウド監査で、CSPのセキュリティ主張を支える第三者保証をどう扱う?
Answer
認証やコンプライアンスレビューをそのまま受け入れず、可能なら組織による独立評価で検証します。保証が自組織の具体的なクラウド環境まで及ぶかも確認します。
Card 318
Question
リスク選好、リスク許容度、リスクプロファイルの違いは?
Answer
選好は価値の追求で受け入れるリスクの種類と量、許容度は受け入れ可能な具体的水準、プロファイルは評価で特定した重要リスクの優先一覧です。CSFのCurrent/Target Organizational Profileとは別です。
Card 319
Question
ベンダーロックインを契約前に下げる要件は?
Answer
データ形式、エクスポート方法、API、移行支援、削除証明、費用、終了期限を出口計画として定めます。
Card 320
Question
契約の準拠法条項だけで、法令上の義務をなくせる?
Answer
なくせません。契約で準拠法や紛争地を定めても、強行法規やデータ主体に関する適用法は別に評価します。
Card 321
Question
ISO/IEC 27018:2025が主に対象とするクラウド上の役割は?
Answer
PIIプロセッサとして動くパブリッククラウド事業者です。クラウド向けのPII保護ガイダンスを示します。
Card 322
Question
外部委託リスクの評価で、SOC保証報告は何に役立つ?
Answer
サービス組織のシステムレベル統制に関する情報を提供し、利用者が外部委託サービスのリスクを評価・対応する助けになります。
Card 323
Question
インドDPDP Actで、施行後にインド拠点DPOと独立データ監査人の選任義務を負う指定対象は?
Answer
Significant Data Fiduciaryです。中央政府が処理量・機微性やData Principalの権利へのリスクなどを踏まえて指定します。ただしsection 10は、2025年11月13日の官報掲載から18か月後に施行されるため、2026年8月27日時点では未施行です(換算日: 2027年5月13日)。
Card 324
Question
クラウド契約で継続的な保証を確保する条項は?
Answer
監査権、証拠提供、セキュリティ要件、違反通知、下請管理、データアクセス・所有、終了時返却・削除です。
Card 325
Question
eDiscoveryの代表的な流れは?
Answer
関連するESIを特定し、保全、収集、処理、レビュー、分析し、必要な形式で提出します。
Card 326
Question
DPIAを処理開始前に行う典型条件は?
Answer
個人の権利と自由に高いリスクを生じる可能性が高い処理です。必要性、比例性、リスク、軽減策を評価します。
Card 327
Question
SSAEとISAE 3000の発行主体と対象の違いは?
Answer
SSAEはAICPA Auditing Standards Boardが公表するattestation standardsです。ISAE 3000はIAASBが公表し、過去財務情報の監査・レビュー以外のassurance engagementsを対象にします。
Card 328
Question
GDPRの個人データ侵害で、説明責任のために記録する内容は?
Answer
侵害の事実、影響、講じた是正措置です。監督機関への通知要否と、その判断理由も記録します。
Card 329
Question
重要ベンダーの中断リスクに備える基本策は?
Answer
ベンダーとサービスのリスク変化を継続監視し、予期しない供給中断に備えた継続計画と役割を事前に定めます。
Card 330
Question
legal holdを開始したら、クラウドの自動削除へ何をする?
Answer
対象アカウント、期間、データ種別を特定し、ライフサイクル削除やログローテーションを停止・例外化します。
Card 331
Question
GDPR域外移転で確認する代表的な移転根拠は?
Answer
十分性認定、またはSCCなどの適切な保護措置です。移転先法制と追加措置の必要性も評価します。
Card 332
Question
SOC 1、SOC 2、SOC 3の使い分けは?
Answer
SOC 1は利用組織の財務報告に係る内部統制を扱います。SOC 2とSOC 3はsecurity、availability、processing integrity、confidentiality、privacyに関する統制を扱い、SOC 3はSOC 2より詳細が少ない一般利用向け報告です。
Card 333
Question
リスク対応のavoid、mitigate、transfer、share、acceptとは?
Answer
回避、低減、移転、分担、受容です。移転や分担を選んでも、組織の説明責任まで消えるわけではありません。
Card 334
Question
クラウドのサプライチェーンリスク評価を一次CSPで止めない理由は?
Answer
下請事業者、ソフトウェア、運用委託先にも依存するためです。重要な依存関係と変更通知を契約・監視対象にします。
Card 335
Question
eDiscoveryでdefensible collectionといえる取得方法は?
Answer
対象と手順が説明でき、再現可能で、取得ログ、完全性検証、chain of custodyが残る方法です。
Card 336
Question
GDPRの個人データ侵害で、72時間以内の監督機関通知が原則不要なのは?
Answer
個人の権利と自由にリスクを生じる可能性が低い場合です。それ以外は、認識後、不当な遅延なく、可能なら72時間以内に通知します。
Card 337
Question
ギャップ分析で比較する二つの状態は?
Answer
現在の統制状態と、法令・契約・基準・リスクから定めた目標状態です。差分を是正計画へつなげます。
Card 338
Question
複数のリスクフレームワークを使うとき、名称合わせより重要なことは?
Answer
目的、範囲、評価尺度、責任者、証拠を対応付けることです。クロスウォークは未対応や重複の把握に使います。
Card 339
Question
ISO/IEC 27050-1が整理する分野は?
Answer
電子的に保存された情報(ESI)のeDiscoveryです。特定、保全、収集、処理、レビュー、分析、提出などの概念を扱います。
Card 340
Question
HIPAAのPHIとは?
Answer
対象事業者またはbusiness associateが保持・送信する、個人を識別できる健康情報です。すべての健康データが自動的にPHIになるわけではありません。
Card 341
Question
クラウドの統制評価計画に必要な基本要素は?
Answer
評価の目的と範囲、対象統制、評価手順・方法・対象、評価の深さとカバレッジ、実施承認です。
Card 342
Question
KRIとKPIの違いは?
Answer
KRIはリスクを測る指標、KPIは意図した成果への進捗を測る指標です。どちらもメトリクスですが、測る対象が違います。
Card 343
Question
クラウド契約にフォレンジック支援を明記するなら、何を定める?
Answer
取得可能なログとスナップショット、保持期間、時刻同期、証拠形式、連絡窓口、応答時間、法的手続への協力です。
Card 344
Question
FERPAが主に保護するものは?
Answer
米国教育省の対象プログラムから資金を受ける教育機関の教育記録です。保護者またはeligible studentに閲覧・訂正・開示統制の権利を与えます。
Card 345
Question
ISMSと個別の内部情報セキュリティ統制の関係は?
Answer
ISMSは情報セキュリティリスクを管理し、継続的に改善する体系です。個別統制はアクセス制御やログなどの具体的な対策です。
Card 346
Question
クラウドのリスク環境を四つの層で見るなら?
Answer
サービス、ベンダー、インフラストラクチャ、事業です。各層の依存関係と単一障害点も評価します。
Card 347
Question
証拠のハッシュ一致だけでは法的採用可能性を保証できない理由は?
Answer
関連性、真正性、取得の適法性、保管手順、管轄の証拠規則も問われるためです。
Card 348
Question
PIPEDAの10原則が扱う中心テーマは?
Answer
民間組織による個人情報の収集・利用・開示と本人アクセスです。説明責任、目的、同意、最小化、安全管理などを含みます。
Card 349
Question
クラウド監査の計画段階で巻き込むべき関係者は?
Answer
業務・統制責任者、セキュリティ、法務、プライバシー、運用、調達、CSP、監査人です。証拠の所有者も特定します。
Card 350
Question
controllerとprocessorの役割の違いは?
Answer
controllerは個人データ処理の目的と手段を決め、processorはcontrollerのために、その指示に基づいて処理します。
Card 351
Question
NERC CIP、HIPAA/HITECH、PCI DSSの対象を区別する軸は?
Answer
NERC CIPはBulk Electric Systemの対象組織・資産、HIPAA/HITECHは対象保健医療情報、PCI DSSは決済アカウントデータ環境です。対象範囲を個別に確認します。
Card 352
Question
日本の個人情報保護法で、外国の第三者へ本人同意に基づき個人データを提供する前に必要なことは?
Answer
原則として、国名、その国の個人情報保護制度、受領者の保護措置など、判断に必要な情報を本人へ提供します。例外や同等措置の条件は最新ガイドラインで確認します。
Card 353
Question
分散IT環境で監査・法令漏れを防ぐ最初の台帳は?
Answer
リージョン、データフロー、サービス、アカウント、下請事業者、適用法、統制責任、証拠所在を結ぶ台帳です。
Card 354
Question
監査要件でクラウドログの保持期間が延びたら、設計・運用で何を変える?
Answer
保持期間を満たす保存容量を確保し、ログを不正アクセス・変更・削除から保護して、必要時に取得できる状態を維持します。
354 cards
CCSP 2026 試験対策フラッシュカード:6ドメイン総復習
Flashcards opens so you can start studying.